プリキュアの敵一覧まとめ!歴代のラスボスの能力や特徴は?
女児向けアニメとして大人気のプリキュアには、劇中の世界で悪を働く敵の存在がクローズアップされそれぞれのシリーズで激闘が繰り広げられます。
社会への闇や悪を働かせる大人たちへの警告が、プリキュアの敵に組み込まれており考えさせられる内容になっているのはそのためです。
そんなプリキュアの敵ですが、ラスボスはどんなキャラだったのか気になりますよね?
ここでは、プリキュアに立ち向かう最大の敵をシリーズ毎に紹介していきます。
1.「ジャアクキング」…初代に登場する敵でシリーズを通しても人気が高い
プリキュアの初代「ふたりはプリキュア」とその続編に登場する敵として、強烈な印象を与えたのが「ジャアクキング」です。
別次元の世界に存在する「ドツクゾーン」と呼ばれる帝国を支配し、全てを飲み込む力を持っています。
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絶大な力を持っている関係で、最終的には自分自身が飲み込まれるという形で終焉を迎える可能性があり、そこに危機感を抱いていました。
宇宙そのものを表現しているような「ジャアクキング」は、まさにラスボスに相応しい絶望的な力をプリキュアの前でも披露。
かなりの苦戦を強いられ、さらに復活を繰り返すので「しつこい敵」という認識を、視聴者に与えました。
2.「ゴーヤーン」…泉の郷を滅ぼしプリキュア全滅の危機に追いやった
「ふたりはプリキュアSplash☆Star」に登場する敵として、ゴーヤーンは非常に重要な働きをしました。
本作のラスボスとして知られていた「アクダイカーン」の側近という形で登場しましたが、実はゴーヤーンそのものが黒幕。
アクダイカーンが世界を滅ぼしたら、彼を倒してゴーヤーンが支配しようと目論んでいたんですね。
まさに悪を絵に描いたような存在で、身内に対しても情けをかけることはありません。
泉の郷を滅ぼした張本人であり、アクダイカーンが無用な存在と判断するとすぐに消滅させ、自身が表立って行動することに。
その力はシリーズの中でも凶悪で、プリキュア全滅の危機が訪れますが力を合わせた必殺技「プリキュア・スパイラルハート・スプラッシュスター」を受けて負けました。
3.「デスパライア」…常に仮面をかぶっているナイトメアの女帝
「Yes!プリキュア5」に登場する悪の帝国「ナイトメア」を支配している、デスパライアは本作最大の敵として登場しました。
高齢のため常に仮面を装着していましたが、物語の終盤で不老不死の力を手に入れたことで若返りを実現。
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ついに仮面を取り除き、彼女が持っている本来の力が発現されプリキュアたちに襲い掛かります。
冷酷な性格、そしてシリーズを通して最初となる女性のラスボスとして話題性は抜群でした。
ところが最後は改心をして、ココとナッツに謝罪をするという超が付く急展開を見せ、最期は笑顔見せながら封印されたのです。
4.「館長」…エターナルが集めた財宝を管理する博物館の責任者
「Yes!プリキュア5GOGO!」にてエターナルが集めた財宝を展示する博物館の最高責任者として、「館長」は存在感たっぷりに登場。
普段は仮面を装着しており素顔は全く分かりませんが、人間としての素顔は初老の男性としての見た目で経験豊富な印象を受けます。
第47話では真の姿となってプリキュアに襲い掛かり、「スーパープリキュア5」さえも圧倒する、視聴者に絶望を与える力を開放しました。
自分は間違っていない事を確信し、信念を最後まで貫きましたが、「プリキュア・ミルキィローズ・フローラル・エクスプロージョン」の前に敗れます。
5.「メビウス」…ラビリンスの総統で器が大きいように見える敵
「フレッシュプリキュア」に出てくるプリキュア最大の敵として、「メビウス」は大暴れします。
管理国家「ラビリンス」を支配している総統で、禿げ頭が特徴ですが部下に気遣いを示すなど器の大きさが分かります。
しかしこの禿げ頭のおっさんは、影武者のロボットであり本来のメビウスは巨大な球体型のコンピュータです。
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科学文明が発展していく中、たどり着いたのは「国の管理を不完全な人間に任せておけない」というもの。
コンピュータに全てを任せれば大丈夫と国民を洗脳させ、管理国家の体制を築くに至りました。
最終的にはシフォンの超能力によりプリキュアは守られ、メビウスは自身が起こした爆発に巻き込まれ消滅。
6.「デューン」…死んだ目をしている爽やかな好青年
「ハートキャッチプリキュア」における最大の敵「デューン」は、これまでのプリキュアのラスボスとしては異色の存在です。
というのも、「悪」を全開にしているような敵が多くいる中、デューンは爽やかな好青年でとても脅かす存在とは思えないんですね。
砂漠の使徒の首領という立場にあり、常に死んだ目をしているので不思議な印象を受ける青年ではあります。
最終話において、最終形態になったデューンはプリキュア全員にその圧倒的な力を見せつけるも「無限シルエット」なる、プリキュア史上最大のチートを発動され敗北しました。
7.「ノイズ」…マイナーランドの黒幕として何度も進化するラスボス
「スイートプリキュア」に出てくる、マイナーランドの真の黒幕「ノイズ」は、4回の進化を遂げて人間になりました。
自身の生い立ちに同情したプリキュアに向かい、どういう訳か激怒して最終的な闘いに挑みます。
ところがクレッシェンド化したプリキュアが放つ必殺技、「プリキュア・スイートセッション・アンサンブル・クレッシェンド」を受けて敗北。
敗北した後は、キュアメロディから手を差し伸べられ、本作において初めて笑顔を見せて消滅した印象深いラスボスです。
8.「ピエーロ」…バッドエンド王国の皇帝で全てを終わらせる力を持っている
「スマイルプリキュア」にて登場する本作最大の敵「ピエーロ」は、バッドエンド王国の皇帝に君臨しています。
どうして王国なのに皇帝を名乗っているのか、不思議な設定に目を奪われてしまうかもしれませんが、それらを気にしなくなるほど恐ろしい力を持っているのです。
ピエーロの必殺技は星1つを簡単に消滅してしまうほどの威力で、どこか異次元な雰囲気を出しているのはそのためでしょう。
プリキュアの悪バージョン「バットエンドプリキュア」も登場し、色々な意味で視聴者の記憶に残ったピエーロ。
最終的には、「プリキュア・ミラクルレインボーバースト」にて浄化され敗北しました。
9.「プロトジコチュー」…1万年前にプリキュアに封印された闇が具現化したもの
「ドキドキプリキュア」にて登場した最大の敵「プロトジコチュー」は、1万年前にプリキュアに封印された闇が具現化したものです。
名前の通り自己中心的な性格をしているので、プリキュアを前にしても手を付けられないほど強力でした。
しかし1万年前よりもかなり強くなったプリキュアを前にして、プロトジコチューは非常に厳しい闘いを強いられることとなります。
最終的には「キュアハート」の最終形態「パルテノンモード」で、ボッコボコにされてしまい視聴者から僅かながら同情されました。
10.「レッド」…全ての憎しみの頂点に君臨する神
「ハピネスチャージプリキュア」に登場する最大の敵が、「レッド」です。
実はここが明らかにされるまで、ラスボスだと思われていたのが「クイーンミラージュ」でした。
ところが、クイーンミラージュは「ディープミラー」の操り人形にしかすぎず、そしてディープミラーの本体が「レッド」というちょっと分かりにくい設定。
女児が置いてけぼりにされる展開に、視聴者は困惑しましたが歴代シリーズを通して、最強に近い敵との呼び声は高いです。
というのも、「星」そのものがレッドであり、ブルーの兄弟であると判明するなどスケールが桁違い。
最終的に、憎しみの神は愛に負けました。
11.「クローズ」…ディスピアを取り込み最終形態に姿を変えた
「GO!プリンセスプリキュア」にて登場した、「クローズ」はディスピアを取り込み最終形態に姿を変え本作のラスボスとなりました。
夢があるところには、必ず絶望が生まれるという達観した姿勢を貫いたクローズは、頑固おやじのような態度をプリキュアにしたのです。
プリキュアとのタイマンでは、夢と絶望の戦いに決着はつけられないと悟り、途中で戦いを放棄して彼女の前から立ち去ります。
不戦勝という、シリーズを通しても極めて稀な結末になったことで、視聴者の間で大きな話題となりクローズは人気者に。
12.「デウスマスト」…非常にグロテスクな見た目がインパクトありすぎと話題
「魔法つかいプリキュア」にて登場した最大の敵、「デウスマスト」はグロテスクな見た目が女児の間で話題となりました。
インパクトがありすぎなデザインは、プリキュアシリーズを通してもデウスマストぐらいのもの。
最終決戦では、プリキュアの攻撃で体がバラバラになりましたが、そこから自分自身を「誕生」させるという、脅威の生命力を見せつけます。
それでも、「プリキュア・エクストリーム・レインボー」の攻撃などにより、デウスマストは消滅し平和が訪れました。
まとめ
ここでは、プリキュアに立ち向かう最大の敵をシリーズ毎に紹介していきました。
プリキュアには多くの敵が登場しますが、シリーズの中には必ずラスボスが出現しプリキュアを苦しめる展開になります。
それでも悪が勝ち続けることはできないので、最終的にはプリキュアが力を合わせてボッコボコにするというのがお決まりのパターン。
今後もかなり強い強敵が出現するでしょうから、楽しみにしたいですね!